タグ:自分 ( 13 ) タグの人気記事


絵 (長文 のみ)



 気持ちだけ、
 小学生の頃に
 戻っている。


出先で、大きな文房具屋を見つけた。
詳しくはないが、多少興味があるので
待ち時間に入ってみた。

キャラクターものから、
大小様々なカラフル小物に画材、
手芸用品まで。
先日たまたまお会いした方が
額縁のことを話していらしたので、
そういえば、と売り場を訪ねてみた。

…あるわ あるわ。
和風のもの、洋風のもの、
色形シンプル装飾付き大小に厚み、
びっくりするほど取り揃えてある。
額の中で絵を押さえている紙
(名前書いてあったけど忘れた)や、
額に入れる絵まで売っている
(当たり前か☆)。

そんなフロアの通路の角に、
絵はがきが並んでいた。
小さなラックが放射状に付いている、
くるりと回して
全面を見られるタイプの什器だ。
その中の一枚に、目を奪われた。

パステルカラーの、淡い色彩。
花畑の、一輪の花の上に
一羽の小鳥。

はがきの全面から、
優しさが 立ちのぼって来る。

広がる地平、空。
その中に
ちょこんと描き足されたような、
それでいて不思議と確固とした存在感のある
木や自転車。

小学生の頃に初めて出会った、
あの絵を描く人。
葉 祥明 氏の絵。

 風景ばかり見ていて、
 生き物(植物以外の)が描き込まれた絵は
 ほとんど見たことがなかった。
 でも、やはりというか
 何なのだろう、この感じは。
 さりげなさの中から、
 じんわりとした温みが滲み出している。

 溜め息が漏れた。

 その上、また上と、目を移す。
  犬。
 紙飛行機に乗って、
 空を飛んでいる。

 何ともいえない気持ちで一杯になって、
 じんわりときた。


そんな絵はがきを数枚、買い求めた。
今、それらを目の前に広げている。

 空飛ぶ犬の絵は
 さすがに買えなかったが。


子供時代の、新鮮な感激が
戻って来たような気になる。
いや、そこはまだ、
変わってはいないのかもしれない。
よくも悪くも、子供のままだ。


 懐かしく、
 ちょっと せつない。



                   *
[PR]

by kobane99gi | 2017-03-09 00:36 | つぶやき | Comments(0)

イメージ



e0248169_12231152.jpg 


















橋を渡った。 船が来た。
e0248169_12233226.jpg



















 川が波立つ。跡を引く。

  広がる。
e0248169_12233894.jpg






















なぜか、
ものの色形や質感に 目を引かれる。

だからといって 何という事もない。
絵を描くのは上手ではないし、
デザインなどという専門的な事柄にも無縁だ。

それでも、今、気になって仕方がない。
生理的に欲していると言っても過言ではない。
或いは
擦り減ってしまった私の蓄積を
どこかで補おうとしているのかもしれない。

動物の、色や形、独自の模様。
植物の形状、香り。静かな存在感。
行く先々の目にするものを
半ば強迫的にカメラに収める。

e0248169_12242590.jpg



















・敷き詰められたキューブ(?)の質感。

e0248169_12245441.jpg



















・木の根元に敷き詰められた木製チップ。
 踏むと(いけないのかもしれないが)弾力があって
 大変気持ちがいい。

e0248169_12270068.jpg















・空中歩道のタイル。バリエーションが楽しい。

e0248169_12252609.jpg




















・ものを通して、様々に 影の美しさ。

e0248169_12260314.jpg



















・木漏れ日のゆらめき。


e0248169_12262938.jpg



















・水槽に当たった光が壁に反射する。常に揺り動く光。
 一瞬だけ捉えると、何やら文字のようにも見えて
 空想が広がる。



 生きることは、哀しい。
 それでも喜びは巷にあふれているのだろうし
 誰にとっても 何かしらの
 「心休まるものごと」 は存在している。
 
 ひと の仕事が 「それ」 を作り
 「それ」 を必要とする誰かのために
  差し出している。

 その仕事が 例え
 人の目に付くものでなかったとしても、
 とつとつと 淡々と
 張り詰めた糸を奏でるように
 仕事は続けられていく。

  各々の思いに導かれて。
 


  本物の意味の
  優しい人、優しい仕事*は、
  言葉にならない
  様々な経験や思いから
  それぞれ絞り出されているのだと、
   つくづく 思う。


 漠然と、思う。
 そういう仕事がしたい。


  できるもので、
   あるのなら。




* … 実質 重要な事、の意味で。






[PR]

by kobane99gi | 2017-02-17 13:06 | 生活 | Comments(0)

植物園にて(日記・文字ばかり)



植物園に着いてから、思った。

 冬って、明らかにシーズンオフだよなぁ・・・

 無論、後の祭りだが。

まあ、ちょぼちょぼは花も咲いているし、
探せばそれなりの楽しみもあるか、と歩き出す。
椿の花が鮮やかに咲いていた。

ほとんど普通の赤い椿。でも、中にはこういうものも。
e0248169_11341271.jpg




















資料館(柴田記念館)の中を見学。
入口では早速、
カバンぶつけて粗相。冷や汗。

中はとても暖かく、
興味深いものがたくさん。ほっと一息。
窓から鳥も見えた。

向かいには、シダ園。
なんか、”小石川っぽい” 感じ(?)。
e0248169_11343003.jpg





















積もった落ち葉か、ふっと香った。

  郷愁? 

 私の内のどこかで、
 忘れていたものが蘇る。

 『取り戻す――? いや、そうじゃない。
  これから、つくっていくんだ。
  新たに。』

 ゆめうつつ。



Full bloom!
e0248169_11351845.jpg



















カンザクラ。
ホント言うと、大方時期は終わり。
花弁の散った軸が目立った。
でも、殺風景な中でとても華やかだった。


 人もほとんどいないし、静か。そして、広い。
 いつもの調子で、つい
 カバンからハーモニカ取り出して~・・・♪~
 
 でも、帰ってHP見たら、
 ここ、楽器演奏禁止でした。
  きゃあぁ~、ごめんなさいっっ!!

 でも、ほんっとに練習には良い環境でした。
  つくづく惜しいなー★


色々な種類の小鳥がいた。
ほんの一例。。。
e0248169_11350703.jpg




















藪の中の小鳥と、小さい音で、交信を試みる。
意外に応えてくれる。
カメラ向けた時は えらく警戒されたけど。
彼らも音で通じるタイプなんだな。


 木を見ていたら、
 吹き上げる風に乗って
 何か白いものがパラパラと
 私に向かって来る。
 花粉?? でも、こんなに・・・?
 見回すと、粉雪だった。

 何か、嬉しくなって、
 踊るように歩き回った。
 空を見上げ
 粉雪を浴びながら。

 傍から見たら、
 多分キチガイ(笑)。
 でも、何だか嬉しかった。
 とても、幸せだった。
 思いきり戯れた。
  私、だった。


坂を、下る。『日本庭園』との表示。
小さな段を降りて行くと、下は梅園だった。
良い香りが漂う。
様々な品種の梅が咲いていた。
e0248169_11361814.jpg



















e0248169_11365608.jpg




















こちらは、旧東京医学校本館。
現、総合研究博物館小石川分館。
この建物は、
国の重要文化財に指定されている。
(参考:小石川植物園HP
e0248169_11372989.jpg



















園内は起伏の多い土地なので、
くまなく回ると結構運動にもなるし、
温かくなれば草木も芽吹いて
もっと楽しめるようになる。
植物好きには(鳥好きにも)
良いスポットだと思う。

 また行けるといいな。

 今回の道行き、ここまで☆♪



 寒期。葉が無いことで、良い事もある。
e0248169_11374862.jpg



















 ・ハマナスの枝の棘。丸見え。
    まるで標本。  ^ ^;
   








[PR]

by kobane99gi | 2017-02-12 08:35 | 歩く | Comments(0)

レコード



時々、ずっと昔の事が
頭に浮かぶ。

録音と言えば
CD の前はカセットテープで、
その前はレコードだった。

幼い私も、見よう見まねで
ドキドキしながら
幼児用の音楽レコードや
ソノシートの上に針を落とした。

不器用なので、よく傷を付けて
同じ部分を何度も聞いた。
(あまり良くないのだろうけれど)
針の付いた “腕” をちょんとつつくと、
繰り返しの飽き飽きから
抜け出すことができた。


レコードの溝も、
私が後から付けてしまった傷も、
言わば 同じ「傷」なのだ。
同じように、レコードの針に、
そして 聞こえて来る音に影響する。

同じ節を何度も聞かされるのには
さすがに閉口するが、
反面、怖いもの見たさのような
どの盤のどこでその現象が起こるかを
期待しているような自分もいて、
その音と共に
私はレコードが好きだった。

カセットテープへの移行に伴い
針を落とすプレッシャーが
無くなったことには
ほっとしたものだが。


 傷、は
 繰り返しを伴うけれど
 刻まれた様々な音を
 素晴らしく響かせることもできる。

 これまでに記された音が
 聞けないほど 酷いものであったとしても
 これから新たに
 好みに合うもの 美しいものを
 自ら刻み付けていくこともできる。

 質の良いダイヤモンドの針を
 心に落として
 これまでの、そして これからの
 私の音を
  聞いてみたい。


  私の “傷” は
  果たして、何を奏で始めるのだろうか。




   ひとり、そんな事を思っては
   ニヤついている。
             ****
            **^~^;ゞ**


                  *


[PR]

by kobane99gi | 2017-01-29 12:01 | つぶやき | Comments(0)

探し物



朝から、探し物。

というか、
昨日なくなったのに気付いたのだが
探し出せずに延長戦になっていたのだ。

ハサミ。
必ず定位置に戻すようにはしていたのだが、
時々うっかりしてどこかに置き忘れたり
手に持ったまま別のことをして
あらぬ所に落っことしていたりする。

ふと見たら、定位置に見当たらないのだ。

紐や紙を切ったりパックを開けたりなど
多用するので、
なくなると非常に困る代物。
困ると思っているので、
無いと思うと余計に落ち着かない。
つい ふとした拍子に目線を走らせ始めて、
気が付けば
半ば強迫的に探してしまっている。

これでは時間がいくらあっても足りない。


あれこれやりながら
合間に探し回っている間に、
他の『あれってどこだっけ?』対象物が
ひょっこり顔を覗かせる。
あ~これじゃないのにと思いながらも、
反面 たまには探し物もいいなあ、
などと感じてしまうから何ともおかしなものだ。

最後に何に使ったっけ?
前回はどこから見つかったっけ?
エサ時に金魚を呼ぶように
頭の縁をこんこん、と叩いて
隙間に落っこちた記憶の粉を集め
目を凝らす。
でも、見つからない。
いい加減じれてくる。

もしや、いや、まさかと
冷蔵庫の中を探る気になった辺りで
そうだ、と思い付く。
また、『見えてないだけ』なんじゃないの?

ハサミは、細長いバスケットの中に
他の物と一緒に挿してある。
おーい、と辺りの物をよけてみると、
案の定 ハサミは中の方で寝ていた。

一件 落着!
(頭の中では遠山の金さんの桜吹雪・笑)

ハサミを起こし、元の位置に立ててやる。
何とも爽快な気分。
問題をひとつ、自分の力で解決したのだ。

「それ以前に問題を起こさないように…」
 というのは、また別の話。


 こうやって、小さなことから
 自分を つくっていく。

 前のや、今のや、
 思いもよらない"探し物"を
  見つけながら。



                    *
[PR]

by kobane99gi | 2017-01-24 11:11 | つぶやき | Comments(0)



これは本来、18で就職した際に
その流れで習得するべき事だった。

今になって
ようやく 仕事というものの意味合いが
分かり始めてきたように思う。

もしかすると、
今私の持っている解は
正解ではないのかもしれない。

でも今は、
今の時点で導き出した自分の解に従って
歩いてみようと思う。
未だ具体性には欠けているけれども。

 だが、
 少なくとも
 膝を抱えたまま身動きが取れないよりは
 幾分ましなのだ。


今回達成できなかった課題については
これから再びやり直さねばならなくなるが、
今度は一度にでなく
少しずつ徐々に負荷を処理し
乗り越えて行きたいと思う。

 成長と共に
 負荷を引き受ける覚悟も
 育っていく見込み。

 今回は、性急過ぎた。


 とにかく、今はあちこち動いてみる。
 ほとんど、手当たり次第。

 これが、これからの、また この先の
 私の足がかりになる。



                   *     
[PR]

by kobane99gi | 2017-01-15 15:08 | 生活 | Comments(0)

あ~あ



私の体は どうやら
どこかしらにあざ(打ち身)が
常備されることになっているらしい。

やっと前回の一番ひどい打撲が
完治しかけたところだったのに、
再び転んでしまった。
 それも、前回よりもひどく。

膝が擦り剥けてひりひりする。
自転車も少々曲がっていたようなので
もしかすると修理に出さないといけないかもしれない。

あちこち強打したようで、結構ガタガタ。
でも、上体は某氏に
『お粗末な』と評されたコートが
立派に守ってくれた。
やっぱり私、良い買い物したんじゃん!
 と思う。

それにしても、気晴らしの帰り。
一気に気分が落ちて
気晴らしにならなくなってしまった。
それまでは順調に行ってたのにな。
あ~あ。 残念。

 やっぱり、もう若くないんだな。
 いや、確かに判断ミスだけど、
 無茶するくらいだから
     気は若い(?!)のだろう。
 付いて行けないのは、体の方。
 とてつもなくアンバランス。
 心身の年齢ギャップ、○4歳くらい…?


 ・・・まあ、いいか。
 ここのところの運動不足は
 かなり解消されたのだろうし。
 鈍いのは 元々でもあるし。

 多分、少しは大人しくしてろ、って
 ことなんだよね。

 明日は少し、ゆっくりしよう。 ^ ^



                    *
[PR]

by kobane99gi | 2017-01-07 22:05 | 生活 | Comments(0)

お茶を飲む


特別な事でもない限り、
朝一番に紅茶を入れる。
マグカップになみなみと、ミルクティー。
コーヒーは強過ぎて合わないらしく、
紅茶でも何も入れないと胃が荒れたりするのだ。

とにかく、厄介でワガママな我が身を
毎朝そうやって落ち着かせる。


 体調の優れない日。
一口飲んではミルクを足し、紅茶を足し、
今の自分の舌に心地よい味に調整していく。
弱った体に、
そういう いたわり がほしいのだ。

少しずつ、何度も色々なものを足して、
その時の自分を 探っていく。
これも、自分を確かめる手立てなんだな、と思う。

小さなことを重ねていけば
いつかは輪郭が見えて来そう、かな。


 自分を確かめる方法は、
ありふれた日常の中に
もっともっとあるのかもしれない。

“探してみる” という わくわく を使って
自分のエンジン、かけてみるかな。

 たくさん 笑って過ごせるように。
[PR]

by kobane99gi | 2015-03-20 20:09 | 生活 | Comments(0)

人に会う


人と会う機会があった。
その日は気分が優れず、あまり出かけたくはなかったが
必要だというので とにかく出かけた。

初めてお会いする方だったのだが
その初めから、少々失敗したかもしれない。
でも、先方は特に気にする素振りもなく
淡々としていた。感謝。

その人の話を、聞く。
なるべく理解できるよう、頑張った。
ただ、 “シングルタスク”  の私には
話を聞く、理解する、記憶する、
目をじっと見ない、隣の人を忘れない、
言葉に気をつける…などを
一度にしなければならないのは
かなりのオーバーワーク。
楽しかったのだが、ちょっと、神経が疲れた。。。
帰って、動き出せなかった。

まあ、自分としては比較的
うまくいった (人に適切に接するという点で) と思う。
ほんの少し、世間話めいた会話もできた。
それが、我ながらとても意外だった。
「~しなければ」 の使命感と
『お面付け』 があれば
もしかすると、
結構うまくいくのかもしれない。
初回だけなら。


『お面付け』 というのは、
(本来は大変失礼な事なのかもしれないが)
私がこれからお会いする人が
「ネット上で行き会った、好感の持てた人」 だと
仮想すること。 (さっき そう名付けた)
出だしの負担が大きかった今回、
いきなり思い付いて試してみた。

ネットで行きずりの人は よく知らないので
知っている条件が重なる人なら想定しやすいし、
元々 人に親近感を持てないのが私の問題。
良い印象の人と会うのだと思えば
少しは構えずにいられるだろうし、
下手な緊張が少なければ
先方に そう嫌な思いをさせずに済むかもしれない。
それは大きなメリットになる。
(あくまでも心の内だけで行おうと思うのでご容赦くださいませ)


今回 は よしとして、
次は、と言われると全く自信が無い。
人間の付き合いは 「共通の記憶」 を中心にして広がっていくから、
それがすぐに消えるか、頭の中で行方知れずになってしまう私には
至難の業。
いずれその辺りの対処法も
思い付けるといいのだけれど。


試行錯誤、
実験の日々は、まだまだ続きそう。
[PR]

by kobane99gi | 2015-01-26 17:26 | つぶやき | Comments(0)

擬態


蟻の形をしていても
蟻ではないものがいる

蜂の形をしていても
蜂ではないものがいる

枝葉のように見えても
枝でないこともあるし
目玉のように見えても
目玉でないものもある


人間の形をしていても
人間ではないものがいる

ここにいる  (イッツ ミー!)

みな いつわっている訳でなく
そのもの なのだ
[PR]

by kobane99gi | 2015-01-21 18:59 | 言いっ放詩 | Comments(0)
line

世間の対岸。


by こばね
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31